Kissから始まる♡♥♡〜君は私に絶対服従!!?〜



「あ。」


プリントを数枚手にしていた私だけどそれがひらりと私の手からまた離れる。


プリントの行き先には.....


「っ。」


白雪 天馬ーシラユキ テンマー!!


白く透き通るように白い肌。

その肌に映える黒の艶やかな髪。

綺麗に整った顔。


通称眠り姫!!


な、天馬くんが私の手から離れたプリントを持っていた。


なぜ彼が眠り姫かと言いますと....


1つはよく寝てるから。

もう1つが美しいから。


「これ、全部君の?」


天馬くんはその辺に散らばっているプリントを見ている。


「うん。」


「大変だね。」


にっこり微笑む天馬くんは本当にお美しい。


美の象徴だね!!


「あ、ライラ王だ。」


「お前、騎士か?」


「え!!?」


私の横をふわふわ浮いているライちゃんのことを見てそう言った天馬くん。

ライちゃんは特に驚いた様子もなくむしろ嬉しそうに天馬くんを見ている。


で、私はと言うと....


そんなあっさりと見つかりますかね!!?

私、かなり苦労したんですけど!!?


と驚いていた。









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