Kissから始まる♡♥♡〜君は私に絶対服従!!?〜
「アンタたちのせいだ!!アンタたちが目立つからよ!!だから一人で行きたいって言ったのに!!」
「一人で絶対行かせねぇ。」
「.....っ。」
私の叫び声を聞いて春樹が口を開く。
その真剣な表情を見て黙ってしまう。
「先輩を守らなくちゃいけませんからね。」
彩斗くんの小悪魔スマイル。
「うん。俺は未来ちゃんの騎士だから。」
天馬くんのふわふわスマイル。
みんなの気持ちはよーくわかるよ!!
でもね、でもねだよ!!
「だからって四六時中私について来ないで!!」
私が叫んだ瞬間、
「「「.....っ。」」」
3人の足が止まる。
「そこで頭冷やせ!!」
私は3人にそう叫ぶとズカズカと歩き出す。
「おい!!未来!!」
「先輩!!待ってくださいよぉ!!」
「未来ちゃん。」
3人の声が聞こえるが無視だ、無視。
「未来、全くお前は...。春樹たちはお前のことを思って....」
「知らない!!」
ライちゃんが春樹たちのことを見るように時おり後ろを振り向く。
知らない知らない知らなーい!!
アイツらのせいで違う意味で危険な目に合ってんだよ!!