Kissから始まる♡♥♡〜君は私に絶対服従!!?〜



そう危険な目に。


「ちょっと、来て。」


私の目の前でそう言っているのは多分先輩のケバイ人。

その他にも後ろに数多の怖い女子たちが。


ほーらほら。

来たよ来たよ。


昼休みトイレに行った帰りに私は女子に捕まった。


ここは廊下。

たくさんの人が私たちを見てる。


人がいない所に連れて行って私をボコるつもりだ!!

絶対そーだ!!


「すみません。暇じゃないんで。」


私は急いでその場から離れようとする。


でも.....


ガシッ


「っ。」


「逃げんじゃねーよ。」


1人の女が私の腕を掴んで来た。


掴まれて気づいた。

この人、魔物だ。

あとの人は操られている。


彩斗くんの時よりも強い魔力。


「やっと気づいたの?」


魔物は楽しそうにクスクス笑う。


「離してよね。」


「こんな美味しい餌を離すと思う?」


ダンッ


「っ、!!」


体が壁にぶつかる。

感じたことのない激しい痛み。




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