アラサーの彼女が女子ゲーにハマる理由(わけ)
はあ~つ、疲れた…

やっと、ゆっくり休憩できるよ…

朝から佐藤くんにからかわれ、その後ISOだとか、昼は昼でミチにノロケ聞かされ…




マジで疲れた…


ヨシッ!
こんな時は優太くんに癒してもらっちゃおっと


どれどれ…
前回、どこまで進んだっけ?









『真子さんさ、俺の秘密聞く覚悟できた?』


『う、うん…』


『言っとくけど、俺の秘密を知ったら…もう後戻りできないよ、俺たち…』


『後戻りって?』


『これから先もずっと一緒だって事。いいよね?』


キャー!!


ずっと一緒だってー!!


えっと…選択肢はと…


A.ずっと一緒がいい
B.話を聞いてからじゃないと
C.それは、ないない


ここは、もうAしかないじゃん!!


ポチっと






うっわぁ~~~っ!!


また押し間違えたーっ!!


よりによってC~~っ!!


絶対ないって…





『そうなんだ…真子さん俺とは一緒にいたくないんだ…じゃあ俺たちこれ以上一緒には…』


待て待て待てーい!
違うー!!
優太くん、違うのー!!
押し間違えたのよー!!
ボタンをーっ!!


よぉし
こうなりゃ奥の手だ
えっと…
一回終了してっと…
それでまたゲーム開始っと…






『真子さんさ、俺の秘密聞く覚悟できた?』


おお~
必殺リセットの術~





私、必死じゃん…




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