アラサーの彼女が女子ゲーにハマる理由(わけ)
「ってゆーか、からかってる?何なのよ…まあ、せっかくだから飲んであげるけど…」

と照れ隠しに憎まれ口叩きながら、グラスにそっと口をつけた

優しい色のカクテル

甘酸っぱい味が口にふわぁっと広がった




「美味しい!」

「でしょ?パッションフルーツのリキュールベースで作ってるんだ」

「へぇ~」

「まだ、完成じゃないけどね」

「ん?完成じゃないって?」

「そっ、隠し味がね…」

と言ってカウンター越しにキスされた…

チュッて…
私の唇に…
あの
普通の
佐藤くんに…
いきなり
キス
された…









うひゃ~~~~ぁぁあああ!!


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