アラサーの彼女が女子ゲーにハマる理由(わけ)
「私…佐藤くんの事、好きみたい…多分…」
わちゃ~
言ってしまったよ~
急に恥ずかしくなって、席を立とうとしたら
当然
佐藤くんに引き留められて、そのまま抱きしめられた
ありがとうって
ギュウって
抱きしめられたんだ
でね
一旦、体を引き離すと、ものすごく近い距離で
鼻と鼻がくっくつくらいの距離で…
「今日は本気でするよ」
って言うから…
ただ、うんって頷いたんだ
するとそのまま、お互いの唇と唇が重なって…
何度も何度も重なって…
啄む様に下唇を甘噛みされて…
少し唇が開いた途端に、佐藤くんのキスは深いものとなった
な、なによ…
全然、普通じゃないじゃん…
こんな激しいキスなんて…
ダメだよ
私、もう…
普通じゃいられないょぉ…
私はそっと、佐藤くんの首に腕を絡めた…