私のむなしい恋愛

暇だなぁ。
チラッと時計を見る。



朝4時半。

二人の部屋の扉が空いたようだ。
フロントの中で部屋の扉が開いたら分かるランプが光った。

カメラ画面を見てみると。ちゃんとシャンプ―も忘れてない!


平日のガラガラ早朝のラブホは暇なのでもう1人の同期のバイトは寝ている。


このままだと私はまた、あの美男の顔を見てしまう事になる……!

駄目だ!!

バイト君を起こす!

「村中くん私ちょっと気分悪いから今帰るお客さんの鍵の受け取りだけ…お願いしたい。」

パッと起きた村中くんは、
「ラジャ!」

寝起きとは思えない…
そしてラジャ!はちょっと…古くないかい?
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