恋日和~記憶を越えて~


もう、12月だから7時でも暗い。


「湧は自転車で寒くないの?」

湧は自分から喋らないタイプだから、
あたしが頑張って声をかけた!

「あんまり寒くない・・・
あんたこそ、ハルナの家まで歩きでしょ?」


あんた・・・


あんたってゆう単語に地味に傷付いた。


「まぁね・・・うん・・・」

そのままのテンションで話す。


「暗いから、気をつけろよ」

ん!?


「心配してくれてるの!?」


「そうだけど・・・」


「・・・そ、あーりーがーと」

「どーいたしまして」


嬉しすぎる!


・・・スキップしたい。
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