恋日和~記憶を越えて~
告白
昨日より、雪も積もって寒くなった。
あたしはいつもと変わらない朝を迎えていた。
「・・・何もできない」
そのままハルナのお家へ。
「ひよおはよーって・・・また湧のこと?」
「うん・・・あれから何もできなくて」
今日はやけに素直じゃん、とハルナ。
「難しいねぇー」
あたし、恋のことで
こんなに悩んでんの初めてかも。
「でも帰ったときは話せたんでしょ?」
だったら頑張んな、と頭をなでられた。
今日は、大変なことになるとは
まだ分からずに・・・。