恋日和~記憶を越えて~
記憶
・・・目が覚めると、病院にいた。
家族、ハルナがいた。
午後8時。
倒れてから1時間後に目が覚めたあたし。
「ん?ここどこ?病院・・・?」
ゆっくり、起き上がる。
「ひよ!!良かった~・・・」
ハルナが優しく抱きしめる。
「なんかごめん、あたし何したの?」
自分でも、よく分からない。
ハルナはあたしの耳元で言う。
「湧と千夏さんが話してたの見たら
倒れたんだよ~?笑」
え?湧?千夏さん・・・?
そういうこと、と言いながらも
あたしの記憶には無かった。