恋日和~記憶を越えて~

ハルナが言う。

「あなたさっきから湧の悪口ばっかじゃないか(笑)」

「そうかな…?」


「湧ー!!」

ハルナがいきなり叫ぶ。


「…何?」


ハルナは、衝撃的なことを言う。

「今日、帰り1人でしょ?
翔人が病院で早退だから」


「そうだけど」


「ひよと帰り帰ってきて」


「…はっ?」

あたしと湧の声が重なった。



それを、翔人とハルナは
ニヤニヤと眺めていた。
< 6 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop