恋日和~記憶を越えて~

たくさんの、
”ありがとう”と”ごめんな”。

見ているだけで、湧くんの
優しさが伝わってきた。


新着メールが入っていた。


”お前、記憶無くしたってマジかよ?

無くしたとしても、お前に今日あげた

ノートの紙切れ、見てくれ”





「紙切れ・・・?」

「あぁ・・・今日、日和が保健室にいたときに
渡したんだ。
たぶん、筆箱に入ってる」

「見てみる」


自分の筆箱・・・。
あった!

この中に、湧くんからの手紙が
入っているらしい。


あたしは、中を見てみた。

< 77 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop