妄想少女と標的君【完】




なにか言わなくちゃ!



「あ…「ごめん…遊ぶのは無理…」


あの…





遮られた上に断られた…。



「どうして?」



理由なんて知ってるのに、聞きたくなる私って…バカだね…



「好きな人いるから…てか彼女がいる。」



うん。



さっき聞い………てないっ!



「彼女いたのっ!?」


「うん…中学からのね。」


申し訳なさそうに笑う上田君は…





かわいかった。




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