いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
徐々に日が沈んできて、あたりは夕焼けで真っ赤に染まっていった。
いつのまにかグラウンドから声は聞こえなくなっていて、もうすぐ天が来るはず。
「そろそろ来るねー!」
「やばい、メイク直せばよかった~。」
「バカじゃん!」
どうでもいい話を聞き流しながら、あたしは帰り支度を整えていった。
…でも、さっきから視界が滲んで、うまくいかない。
「天…」
早く。早く帰ろうよ…。
小さく名前を呟きながら、あたしは支度を急いだ。