いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
―ガラガラガラッ
「メー・・・」
「「「月島くーん!」」」
扉が開いて、天の声が聞こえた瞬間。
あたし以外のみんなが、天を囲むようにして近づいていった。
天の顔は、あからさまに歪んでいく。
「あのね、月島くん。」
「みんなでアイス食べに行かない?」
「めぐちゃんも行きたいって言っててさぁ。」
やっとの思いで支度を整えても、彼女たちに囲まれている天は、なかなか抜け出せそうになかった。
てゆーかあたし、行きたいなんて言ってない…。