いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
「…お前、自分が怒られてる自覚あんの?」
「あっ…」
あたしの視線が余所にあったことに気付いた天が、更に低い声で怒った。
ど、どうしよう…!
「そ、天…」
「…。」
おずおずと顔をあげると、無言の圧力。
海でのナンパ事件以来の迫力に、だんだん視界が歪んできた。
すると天は溜息を吐いてから、あたしの頭を優しく撫でてくれる。
「めぐ…それから園里。俺ら、ほんとに心配したわけ。…分かる?次からは、絶対電話な。」
「「はい…ごめんなさい…」」