いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
また泣きそうになりながら向ける視線に、天は気付いてくれるだろうか?
椅子に座ってギュッとスカートを握る。
でも、耐え切れなくなって俯いた。
天が、なんだか遠く感じちゃって、苦しくて仕方ない。
「…メグ?」
いつの間にか近づいていた天に、手を優しく握られた。
あたしの目の前にしゃがみこむのは、どうやらあたしをあやすときの癖らしい。
声がしなくなった彼女たちは、きっとこの光景に驚いているだろう。