いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
「そ、ら…怖かっ、た…」
すごくすごく、怖かったんだ。
天以外に触れられた腕が、腰が、気持ち悪い。
囁かれた声が、気持ち悪い。
…それが伝わったのか、天は誰にともなく『休憩』と呟いて、あたしの腕をひいた。
教室を出て、近くの開き教室へ入る。
中に入ると、あたしを抱き止せながら鍵をかけていた。
天だから安心だけど…
少し不安げに顔を上げると、優しい笑顔が向けられる。