いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
「閉めたら不安?」
「…」
「なら、開けとく。」
優しい天はそう言って鍵を開け、代わりに教室の隅に移動した。
あたしを離してから座り込み、こちらに手を広げる。
…おいでって意味かな?
おずおずとその手に触れると、また優しく抱き締められた。
なんだか、雑音が全部消えてほんわかした時間になってる気がする。
「大丈夫か?」
「…ん。」
「俺が触るのも、怖くねぇ?」
「…安心する。」