いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】

しばらく抱き締めてもらっていると、突然軽快なメロディーが響きわたった。

…多分、あたしの携帯。

天にごめんと目で伝えると、あたしは天から少し離れて電話に出る。

「もしもし?」

『あ、めぐ!今どこなの!?』

相手は、煌ちゃん。

随分と慌ててるみたいだけど…。

「どうしたの?」

『バカめぐ!バンド!あと15分で出番だよ!?』

あっ…

しまったと、あたしは思わず立ち上がる。

不思議そうな天を見ながら、煌ちゃんにあと5分で行くと伝えて、電話を切った。

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