いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】

「…天ぁ~!!!」

外へ出た途端、小走りのメグに抱きつかれた。

芹成が気をきかして俺から離れ、みんなを連れてどこかに行く。

…メグも園里とは来てないみたいだし、これってチャンスじゃね?

「お疲れ、メグ。」

「天もお疲れ様!」

かっこよかったよ、なんて無邪気に笑うのは、恋愛対象に入ってないからかも、なんて。

弱々しいとか…キャラじゃねーわ。

「…?どした・・・」

「メグ、ちょっと向こう行こ。」

首を傾げるメグを、有無も言わさずに引っ張った。

< 190 / 249 >

この作品をシェア

pagetop