いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
「―…どこ行くの?」
少し歩いてあと、電車に揺られながら天に聞いてみる。
電車ってことは、少なくとも映画じゃない。
ドキドキしながら聞いたのに…
「言わねぇ。」
―意地悪く笑うだけで、天は何も教えてくれなかった。
あたし、じっと待つの苦手だって知ってるくせに。
「天の意地悪!」
頬を膨らませながら、あたしはそっぽを向いた。
「…何膨れてんの。」
ふんっ、優しく言われたって、振り向かないもんね!