いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】

天ばっかり優位だなんて、ズルい!

「拗ねるなら帰るぞ、メグ。」

「ゔっ…」

それでも、あたしの意志なんてこんなもの。

少し強くなった天の口調が怖くて、振り向かざるをえなかった。

「いい子にしてろ。」

疑問符が付きそうなくらい優しい命令形の言葉に、あたしは小さく頷いた。

…天に挑むのは、無謀かもしれない。

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