いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】

駆け寄ってじっくり見たいけど、繋がれた手を引く天が、それを許してくれない。

右へ左へ流れていく雑貨たちを惜しんでいると、突然、天が立ち止まった。

「…メグが好きそうだったから。」

そういいながらカーテンで仕切られた隣の部屋に、あたしを連れ込む。

「うっ、わぁ…!」

そこに広がっていたのは、オルゴールとぬいぐるみ。

キラキラ光る透明なケースに入ってるオルゴールを、可愛い動物たちが抱き抱えてる。

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