いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
「………帰っちゃ嫌だ。」
「…はぁ?」
案の定、天はあたしの言葉に驚きを隠せないみたいだ。
なんだか間の抜けた顔をしてる。
「メグ、さすがにそれは…な?寝る前に電話するから。」
「う゛~…嫌だ嫌だ!嫌だぁ!」
近所迷惑なんか考えずに大きな声でそう叫ぶと、天が寂しそうな顔をして、あたしと距離を近付ける。
あっ…めちゃくちゃ恥ずかしい。
でも、そんな風に思っていると、玄関がガチャリと開いて、お母さんが顔を出した。
「どうしたの、めぐちゃん?」