いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
さっきまで泣いてたメグは、今じゃ頬を膨らましながら怒ってるつもりらしい。
まぁ、別にいーや。
「迎え行くから、教室いろな?」
俺が立ち上がりながらそう言うと、ニッコリと笑う。
その顔が、俺は好きだ。
「じゃ、とりあえず学校行くぞ。」
メグの手を引きながら、路地裏を出た。
携帯で時間を確認すると、遅刻ギリギリになりそうな予感。
でも、まーいっかといつも通りの速さで歩きだす。
「…楽しみだね、映画♪」
「おぅ。」
…俺、お前のためならなんでもするわ。