魔物☆に恋して~透明な誓い~
・・・必要ない?

そりゃ、嫌だけど。

「・・・それより、ちゃんと治さなきゃ。あっちで、傷、見せて?」

あっちで、っていうのは当たり前だ。

ここは、みんなが至近距離で、あたしたちの言動を見て楽しんでいる。

いちいち、あたしの表情覗き込むなって。

あたしとマヤは天使たちをまいて、彼女達から離れた。

といっても、遠くから見られてるけど。

「腕、見せて」
< 103 / 135 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop