魔物☆に恋して~透明な誓い~
あ、ちょっと可愛いかも。

思って驚く。

人間に、こういうことすら思ったことがない。

マヤが始めて、いいなって思ったヒトで。

次が、このヒト。

やっぱり、あたしは魔物の血が入ったヒトが好みなんだ。

「そこのベット貸すから」

彼はそばに来て、手を貸してくれる。

「人間だね。この姿。ちゃんとした魔法使いに、薬を作ってもらったんだ」

そういえば、このヒトも『魔法使い』って言ってたっけ。

「わかるんだ」

「そりゃあ」

言って、何か考える風な顔になる。

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