魔物☆に恋して~透明な誓い~
「とすると、この薬を邪魔しないように、回復する薬を作らなきゃいけないな」

「回復する薬?え?あたしに?」

「そのつもりでここにきたんだろ?」

ニッって笑うと、キラキラに表情が輝く。

・・・どうしよう。かわいいっ・・・

マヤを追いかけてるときに、いいのかあたし・・・

「はい。ゆっくりそっと座って」

ベットに到着。

「じゃあ、オレは薬を」

「うん。あのさ・・・」

彼はあたしを振り返る。

「オレはキョウヤだよ。サラ」

キョウヤ?

人間みたいな名前だな。

キョウヤの、目が、笑う。
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