魔物☆に恋して~透明な誓い~
「人間界に嫌気がさしてたとか」

「いいや。楽しかったよ。

でも、魔界も楽しそうだなとは思ってた。

で、実際楽しい」

う~ん。

彼なら、どこに行っても、目一杯楽しみそうな気がするな。

「お母さんが魔法使いってことは、人間なんだよね。

じゃあ、お父さんが魔物なんだ」

「魔物・・・というか、悪魔だな。悪魔で、

おまけに魔王の一人だ」

魔王。

・・・ってことは、キョウヤは魔王の息子なのか。
< 121 / 135 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop