魔物☆に恋して~透明な誓い~
マヤは、こういう風に、ジルのこと、見てたんだ。

こういう風って、いうのは、

マヤの表情も態度もジルが好きっだって全開で言っていて。

誰が見ても、分かる感じ。

何ともいえない嫌な感覚に捕らわれる。

これって、あれだよな。

『嫉妬』

もう、完璧なるシット。

そういうのを沸き起こさせるのに、充分な、マヤの様子。

だって、あたしは、こういうマヤ、見たことがないんだもん。

くやしい~

羨ましい~

「ジル、何か、食べてみる?」

ニッコリ、微笑んでる、マヤ。

微妙に、見たことのない笑顔。
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