魔物☆に恋して~透明な誓い~
「マヤに、どうすることも出来ないって、じゃあ、

魔法だったら、誰にも解けないってこと?」

「魔法をかけた張本人になら、解くことができるよ。でも、

他人に魔法をかけようって奴が、大人しく解いてくれるとは

思えないけどね。でも、覚えがないだろ?魔法をかけられるような」

「う・・・ん。ないといえばないけど。

沢山の人には会ってるからなあ。

どこでどんな恨みを買ってるかわからないし。

単純に面白がられて、やられちゃったんだったら、

なおさら見当がつかない」

「・・・じゃあ、やっぱり考えすぎだ。ただのユメ。

ユメが痛いことだってあるさ」
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