魔物☆に恋して~透明な誓い~
「そりゃあ・・・好き。じゃないと、一緒に住むのは苦痛だもん」
「そうだな。結局、みんなこっちに来ちゃってる」
ニコヤカなような、何かを探り出そうとされてるような、
そういう表情をマヤはしてる。
「うん。ルイカもオージも。それに、マヤも」
言いながら、何だか、マヤの目に、催眠術にかかっていくような気がした。
「みんな・・・好き」
これも、嘘じゃない。
ナカマとしては、好きだ。
ある意味ではかなり嫌いな部分もあるけど。
マヤは不思議な目のまま、あたしを見てる。
「でも、マヤが、一番好き」
言ってから、ハッっとする。