魔物☆に恋して~透明な誓い~
「そうか。湖のところに行ってるんだな」

「マヤをさらった者の特徴がわかれば、何者か、予想できるかもしれない。出来るだけ詳しく話して」

あたしは、話した。

でもでも、ほんの一瞬のことだ。

それから、予想なんて、出来るんだろうか。

「・・・腕、か」

オージは黙って考え込んでしまった。

「とりあえず、自力でつかみ出したのじゃないことくらいしかわからないな。
多分、魔法で」

あ、そんなこと、わかっちゃうんだ。
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