魔物☆に恋して~透明な誓い~
「あ、キューピッド。まだついてきてたのか」

オージが言うのと同時に、キューピッドは、矢を、射た。

「あ、ルイカ・・・」

ルイカの額に、それは命中。

ルイカは少しのま、動きを止めた。

それからゆっくりと、あたしに目を向ける。

「わかった。探したいんだね」

言って、立ち上がる。

「サラがそうしたいのなら、全力で探してあげよう」

何だか、おかしい。

喋り方、というか、声の出し方までいつもと違う。

それに、目の色が、とても静かで、

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