魔物☆に恋して~透明な誓い~
すると、額にささった矢が、見えた。

「ウザい」

オージは言って、矢を引き抜いた。 

目の前の、ルイカの目から、静かさが消える。

「探すぞ。サラ。来い!!」

あたしの両腕をつかんで言うと、ぽいっと離して、歩き出した。

ルイカは、こうじゃないと。

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