魔物☆に恋して~透明な誓い~
「あんな闇雲にやってていいんだ」

「さあ。ボクは手っ取り早く済ませたかっただけ。

仕事を一つ終えないと、天界に帰ってこれなかったから」

そのためには、あたしをどんな目に合わせてもいいんだな。

悪魔め。

「だって、この姿の方が、いいでしょう?」

「うん。いいね」

でも、そのセリフで、一気に、ナルシス気質を暴露したよ~

結果、あたしの中での株をすこんと暴落させたけどね~

もういい。

コイツのことは無視しよう。

あたしは歩き出した。
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