魔物☆に恋して~透明な誓い~
「何で、ボクのこと、嫌がるの?ボクは、サラのために、

矢を射てたのに」

「闇雲に、ね」

「でも、サラの好みのヤツがいなかったんだよ。

だから、適当でいいやって」

「あたしにくっつかなくても良かったじゃない」

「うん。サラいいなって思ったから、くっついた。

でも、あ、この子は手強いかも。

って思ってすぐに離れようとしたんだけど、


つかまってしまったんだ。

サラから離れられなかった。

サラは、人間じゃないの?魔力でもあるの?」
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