魔物☆に恋して~透明な誓い~
あたしはイニシエに、笑い返す。
それから、くるっと背中を向けた。
「自分で探す」
宣言した。
「わ、待ってよ」
あたしはかまわず歩き出して、数歩目に、がくっと体が落ちた。
足を踏み出した場所に、地面がなかったらしい。
あたしは、あっさりと、自分の踏み出した体重に引きづられて、落ちた。
「ぎゃあああああ」
きゃあああじゃないところが、我ながら、可愛くないな。
思いながら、
落ちる、というか、転がり落ちた。
それから、くるっと背中を向けた。
「自分で探す」
宣言した。
「わ、待ってよ」
あたしはかまわず歩き出して、数歩目に、がくっと体が落ちた。
足を踏み出した場所に、地面がなかったらしい。
あたしは、あっさりと、自分の踏み出した体重に引きづられて、落ちた。
「ぎゃあああああ」
きゃあああじゃないところが、我ながら、可愛くないな。
思いながら、
落ちる、というか、転がり落ちた。