溺愛兄に囲まれて。 Side story



涼兄はレシピ本を見ながら材料を用意する。


…もうこれだけですごく手際がいい。


「よし、優那はバターをクリーム状になるまで煉ってくれ」


「…うん」


私にボールを渡しながらも次の作業をこなしていく涼兄。


…涼兄は男で私は女のに、絶対涼兄の方が女子度高いな…!


と思いながら私はバターを煉るのであった。



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