溺愛兄に囲まれて。 Side story




「…よし、あとは焼いてチョコをかけるだけだ」


「やっぱりすごいね、涼兄…!」


ピ、と涼兄がボタンを押すとオーブンが動き出す。


…これで上手くいかないはずがない。


と、その時、涼兄の携帯が鳴る。



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