溺愛兄に囲まれて。 Side story




「―涼兄、誕生日おめでとう!」



私はケーキを持って涼兄に向かって言った。


私が突然ケーキを作っていた理由―


それは、


「そうか…今日は俺の誕生日か」


涼兄の誕生日だから。



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