無糖男子のティーパーティー
「ってゆうか、なんで木に登ってたの?」
「ん?コレが食べたかったの」
っと、見せられたのは先程の林檎
そして、窓の外の木を見ると
なるほどね…この木は林檎の木だったらしい
たしか、ここの学校の創立記念に植えた木が林檎だったって聞いた気がする
あれ?でもその林檎の品種って…
「…その林檎、たぶん酸っぱいよ?」
「え?こんなに真っ赤で美味しそうなのに?」
「一口食べてみればわかるよ?」
俺が促すと、その子は林檎に口を付けた