無糖男子のティーパーティー
「カボチャのチーズケーキ美味しい!」
「………よかったね」
びっくりして、俺は思考を飛ばしかけた
まさか、李朱からキスしてくるなんて…
しかも、舌を使ってチーズケーキを持っていくなんて…
「李朱って、本当にお菓子好きなんだね?」
「うん、好き!楓くんのお菓子は大好き!」
そう言って笑い、そして照れ始める
「あとね、その…」
「ん?」
「楓くんとの…ちゅう…好き」
「!!」
不意打ち過ぎる言葉に俺が照れる
「えへへ、楓くん顔が赤い!」
嬉しそうに笑う李朱
おかしいな?
俺がイタズラ仕掛けたハズなのに…
お菓子をあげた俺の方がイタズラされてるし…
まぁ、いっか
来年は、俺が仕返ししてやる
甘いお菓子と、甘い時間でな
だから、来年も一緒にハロウィンしようね
ハッピーハロウィン!
ハロウィンーENDー