無糖男子のティーパーティー
「す、凄い!!楓くん、天才!?アップルパイ作れるの?!凄いね!凄いね!!」
……あれ?
「引かないの?」
「なんで?凄いじゃない!あっ!もしかして、毎日おやつ作るの?じゃぁ、じゃぁ!明日は何を作るの?!」
引くどころか大興奮のリス
興奮し過ぎて、顔が近いです
「…近い」
「ぁ…ごめん。つい」
引くどころか興奮して接近するリス
本当…変な子だ
「明日は…苺のマカロン…かな?」
ちょうどレシピも教わったしね
練習がてら作ろうかと思っていた
「…いちご…」
「…よだれ…出てるよ?」
「はぅ!し、失礼!」
手の甲で口元を拭うリス
よだれが出るほどお菓子に目がないんだね
素直でおもしろいヤツ…
「明日は…扉から入って来いよ?」
気付いたらそんな事を言っていた