無糖男子のティーパーティー

「…友達と行けばいいのでは?」


俺となんかと行くより女友達と行ったほうが楽しいと思うけど


「ううん。楓くんじゃないと駄目なの」


っと、言いながらリスが指差す所を見る
"ラブ・ラズベリーパフェ"の文字の左上に…


「カップル限定…」


なるほど…ね


「楓くん!お願い!彼氏さんになって!」


本人そんなつもりは微塵もないんだろうけど…この台詞だけ聞いたら単なる告白だね

はぁ、仕方がない…
パフェに付き合いますか


「土曜日でいいか?」

「うん!!ありがとう楓くん!」


こうして、俺はリスと一緒にパフェを食べに行くことになった



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