無糖男子のティーパーティー

怖じ気付いたナンパ野郎を見てリスが俺の方に寄ってきた

そして、俺の腕に抱き付いて言う


「これから彼氏さんとデートなの!だから、遊ばないの!!」


頬っぺた膨らませて凄むリス

うーん、頬袋パンパンにした栗鼠にしか見えない


「チッ…」


俺の睨みが効いたのか
リスの言葉が効いたのか
ナンパ野郎は舌打ちをして人混みの中に消えて行った




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