無糖男子のティーパーティー

「……って、ええぇ?!」


今、私、何を考えた?!

"お菓子を作れる素敵な人"
それはつまり私の中では"未来の旦那様"な訳で…

ソレを想像した時浮かんだ姿は…
紛れもなく…楓くんだった


「っ!?な、なな、何コレ!?」

「ちょっ、リスどうしたの?!」


何度か想像した未来図
でも、今まで一度も"旦那様"の顔がはっきりすることはなかった


「風華…どうしよう…熱い…」


何これ…
顔が凄く熱い…
心臓もうるさい…


「うぅ…頭痛い」

「はぁ…家帰ろ?学校、休みな」


風華に促され、結局来た道を戻ることに…
そして、その日は学校を休むことになった



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