無糖男子のティーパーティー
side:李朱
side:李朱
「ほら、李朱。ノートだと」
我が物顔で私の家を徘徊する進くん
呼び鈴がなって当たり前のように玄関へ出る進くん
「もぉぉおお!帰ってよ!なんで居るのよ!ってゆうか、勝手に玄関出ないでよ!」
「彼氏に向かって冷たいなぁ…」
「彼氏にした覚えないよ!」
むぅぅ…
私が会いたいのは進くんじゃないのに
私の馬鹿!
なんで知恵熱なんか出すのよ!
…ちょっと、気持ちを自覚しただけでこの様
うーん、本人目の前にしたらどーなっちゃうのかな?
ちょっと想像…
ってゆうか、妄想…
「はぅ…熱い…頭痛い…」
私は今朝気付いてしまったのです
私の心が何処にあるのかを…
私は…
楓くんのことが好きみたいです