無糖男子のティーパーティー
紙袋を持って歩く
言われて見れば、確かに目立ってるな…
この紙袋…
はぁ、さっさと渡して帰ろう
校舎の端っこの社会科準備室に着く
そこには、太朗の姉さんがすでに居た
「待たせてすみません。ちょっと…捕まっちゃって」
「いーのよ!モテる男は辛いねぇ」
バッシバシと肩を叩かれる
地味に痛い…
「とりあえず、中どうぞ?…取り引き現場見られると厄介なことになりそうなので」
準備室の鍵を開けて中に招く
「そうね、なんだか面白い噂が流れてるものね」
先輩の耳にも入るほど噂広がってるんだ…
来年は、絶対学校の外で取り引きしよう